私の仕事って出張がないんです!本当に出張がないひとり起業家はいない

Last updated on 2023年2月10日 By 杉田健吾

前回は、内緒ですが僕の会社では毎年300万円〜500万円の「節税」に成功しています。という話をしました。そして、起業当初から「ある節税の手法」を取り入れた結果、僕の手許にはキャッシュ(現金)がどんどん貯まり出しました。ほんとに最初からやっておいてよかったなあ。というお話をしましたね。もうお気づきですよね。その手法が、出張旅費規程の導入です。

しかし、まだまだ出張旅費規程の導入をしているひとり起業家って少ないですよね。出張がほとんどないから、旅費規程を導入しても意味がないと思っているひとり起業家もたくさんいます。しかし、出張がないのは、出張の定義が正しく理解できていないからかもしれません。

そこで今回は、出張旅費規程は出張の定義が大事ということについて紹介していきます。

今回の内容は

出張がないから旅費規程は意味がない?
出張旅費規程はまだまだ普及していない
出張があまりないという人が多い
出張の定義を正しく理解していない人が多い

旅費規程で何を出張と定義するかが大事
旅費規程次第でランチ会も出張になる
何を出張と定義するかで金額が大きく変わる

旅費規程を作り込んで、効果を実感しよう!

出張がないから旅費規程は意味がない?

出張旅費規程を知らない、もしくは知っているけど導入していない人が多いのは事実です。そして、知っているけど導入していない人の中には、出張がないから、導入しても意味がないと思っている人がいます。しかし、本当にそうなのでしょうか?

出張旅費規程はまだまだ普及していない

出張旅費規程については、このサイトの中で何度も言っていますが、やらない意味がわからない、唯一の無税のお金を作り出せる手法なんですよね。

だから、ひとり起業家も、いや僕たちのようなひとり起業家こそ早くやりましょうよ!って僕は言っているんです。しかし、そうは言ってもまだまだ、全然普及していないし知られていないですよね。

出張があまりないという人が多い

出張旅費規程があまり知られていない(または誤解されている)証拠に、時々こんな方がおられるんです。先日、僕のところに相談に来ていただいた方なのですが、旅費規程にすごく興味をお持ちの方でした。

しかし、セミナー講師をされていて、「あまり宿泊して遠方に行くような出張がないんです。」と言われるんですね。「まあ、あっても宿泊出張は、月に1回ぐらいですかね」と。そして、「こんな私みたいな状況じゃあ、旅費規程を導入してもあまりメリットないですよね?」っておっしゃるんです。

そこで、「あれ?」っと、思ったので、「〇〇さんってセミナー講師をされているんですよね?なのに、月に1回しかセミナーしないのですか?」って聞いたんです。

そうしたら、「えっ?いやいや、セミナーは月に何回もやりますよ。でも、泊まりで遠方に行くような、宿泊つきのセミナーは、あっても月に1回ぐらいって話です」と言われるんですね。あら〜。またまた、出張の定義をちゃんと理解していない方が来たよ〜って、思っちゃいました。

出張の定義を正しく理解していない人が多い

出張の定義を正しく理解されていないと思ったので、僕は再度聞いてみました。

「では、今日のようなホテルのラウンジで人と会うのって、月にどれくらいありますか?」って。そうしたら「そんなのいっぱいありますよ!最低でも週に2〜3回は、どこかで人と会っていますからね」っておっしゃるんです。

ほら出た。やっぱり、出張の定義を正しく理解されていなかったですね。だから僕はこう質問したんです。「だったら、出張は月に1回ぐらいじゃなくて、何回もあるってことですね?」。そうしたら、「何言ってんの?」って顔をされてしまいました。

旅費規程で何を出張と定義するかが大事

僕が、これだけメルマガやこのサイトで何度も書いていても、まだ「出張が何か?」が伝わっていない方達がいっぱいいるんだな〜って改めて思いました。

旅費規程次第でランチ会も出張になる

このサイトでも何度も書いていますが、出張の定義って、みなさんやっぱりわからないんですね。

以前にも「食事会等で忙しい社長必見!銀座でランチ会も出張になって節税になる?」という記事で、「ランチ会も出張ですよ!」って話を書いたんです。そうしたら、「えっ?ランチ会が出張になるの?」って何人もの方から聞かれました。

そうなんです。「僕の会社の旅費規程では」ランチ会も出張になるんです。そして、「僕の会社の旅費規程では」というところがポイントです。

何を出張と定義するかで金額が大きく変わる

実は、あなたの会社の出張旅費規程で何を出張と定義するのか?によって、毎月の出張旅費の金額がまったく変わります。ここが、とても重要なことです。つまり、出張の定義を賢く規程しないと、いくら出張旅費規程を導入しても、「あまり意味ないじゃん」ってなってしまうんです。

そのため、僕の「旅費規程導入マニュアル」では、出張の定義も含め、どう賢く旅費規程を作成すれば、あらゆることが出張にできるのか?について、しっかりと解説しています。出張を賢く定義できれば、宿泊出張が無くても、遠方の出張が無くても、出張を作り出すことが可能ですからね。

旅費規程を作り込んで、効果を実感しよう!

今回は、出張旅費規程は出張の定義が大事ということについて紹介してきました。あなたの会社の旅費規程は大丈夫ですか?旅費規程をせっかく導入したのに、遠方の出張がほとんどないから、あまり効果ないよ〜みたいなことになっていませんか?

税の世界は、本当に奥が深いです。どこまで知っているか?どこまで理解できているか?で、その効果はまったく違ってきます。だから、ネットで入手しただけの旅費規程や、一般的な税理士さんが持ってくる旅費規程では、はっきり言ってそこまでの効果は期待できません。

だって、そこまで税の世界を深く理解して、考えて作り込んでいないですからね。だからこそ、せっかく興味を持った税の世界について、ぜひ、その理解をさらに深めていただきたいです。そして、社長の手許にお金がどんどん貯まり出す経営にぜひチャレンジしてみてください。

ではでは、今日はこの辺で。